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フランスにおける新型インフルエンザワクチン接種について

 

 

平成21年12月01日

 

 

在留邦人の皆様へ

 

 

フランスにおける新型インフルエンザワクチン接種について

 

 

 フランス政府は、希望者全員に新型インフルエンザワクチンの接種が可能となるように9,400万回分のワクチンを発注済みで、10月20日から医療関係者に対する接種が開始され、その他の方についても11月12日から接種が開始されました。但し、メーカーからの納入は段階的に行われるため、新型インフルエンザに感染した場合重症化しやすい方からワクチン接種の優先順位を決めて接種を行っています。
 フランス保健省と在フランス日本国大使館の間で、日仏社会保障協定により社会保障制度に加入していない日本人もフランス疾病金庫の地域事務所で新型インフルエンザワクチン接種のクーポンを受領できることを確認しています。

ワクチン優先接種対象者およびワクチン接種クーポン請求方法は以下になります。

 

 

1.フランスにおける優先接種対象者および接種開始時期

 

(1) 医療関係者(接種開始済み)
(2) 6ヵ月~2歳未満の新生児・幼児(接種開始済み)
(3) 妊娠している方(4ヵ月以降)(接種開始済み)
(4) 6か月未満の乳児の世話を行う者(家族など)(接種開始済み)
(5) 3歳までの幼児の保育に従事する者(接種開始済み)
(6) リスク要因を有する2~64歳の者(接種開始済み)
(7) 救急関係者(接種開始済み)
(8) 薬局関係者(接種開始済み)
(9) 社会医療施設関係者(接種開始済み)
(10) リスク要因を有する65歳以上の者(接種開始済み)
(11) リスク要因を有しない12~18歳の者(11月25日~接種開始済み)

(接種には、両親または法定代理人と本人の承諾が必要)

(12) リスク要因を有しない2~11歳の者(12月上旬接種開始)

(接種には、両親または法定代理人の付き添いが必要)

(13) リスク要因を有しない19歳以上の者(接種開始時期未定)

 

※リスク要因:仏保健省資料をご覧下さい。

 

例:慢性呼吸障害(喘息、慢性気管支炎、肺気腫等)、心臓疾患、筋肉疾患、慢性腎疾患(血液疾患を含む)、糖尿病、細胞免疫疾患等

 

 

2.新型インフルエンザワクチン接種のためのクーポン請求方法

 

 ワクチンの接種は、基本的にはフランス疾病金庫(CNAM:Caisse Nationale d'Assurance maladie)から「接種のためのクーポン(Bon de vaccination)」が送付され、居住地近辺に設置される接種センターなどで受けることとなります。
 接種センターにおいては、受付(ワクチンクーポンの提出)、問診票の記入、医師による診察、ワクチンの接種の順で手続きが進みます。

 

  ①ワクチンクーポン見本
  ②問診票見本

 

 なお、(フランス疾病金庫への加入の有無に関わらず)外国人も希望すれば無料でワクチン接種を受けることができます。日仏社会保障協定により当地の疾病金庫に加入していない場合は、まず疾病金庫の地域事務所でワクチン接種クーポンの交付を求めることとなります。

 クーポン請求の手続きに際しては、滞在許可証など生年月日が確認できる身分証と必要に応じて優先接種者に該当することを証明する書類(例えば医師の診断書)が必要になります。
 疾病金庫の地域事務所は、下記ホームページアドレスの右側「Votre Caisse d'Assurance Maladie」に郵便番号を入力した上で、「Nous recontrer」の欄をご覧下さい。

 

 疾病金庫ホームページ http://www.ameli.fr/assures/index_paris.php

 

3.インフルエンザワクチン接種回数

 ワクチン接種回数について、フランス政府は現在のところ、全ての対象者について3週間の間隔をおいて同一種類の新型インフルエンザワクチンの接種が2回必要としています。

 

 また、通常の季節性インフルエンザワクチンは、新型インフルエンザに対して有効ではありませんが、今後季節性インフルエンザの流行も懸念されています。フランス政府の方針では、季節性インフルエンザワクチンの接種と新型インフルエンザワクチンの接種の間には、3週間の間隔を空けることとされています。