令和2年度 活動報告

令和3年5月5日

令和2年度補正予算欧州評議会への拠出 (2021/5/4)


 我が国は、令和2年度第3次補正予算にて、欧州評議会を対象に合計約15万ユーロ(181,818米ドル)の拠出を行いました。5月4日、赤松武欧州評議会常駐オブザーバー大使(在ストラスブール日本国総領事)と欧州評議会のビョルン・ベルゲ事務次長は、この拠出に際し懇談を行い、この中でベルゲ事務次長は、情報社会分野、特にサイバー犯罪対策分野における我が国の継続的支援に感謝の意を表明しました。
 なお、今回の拠出金は、欧州評議会がアジア全域において実施しているサイバー犯罪対策プロジェクトに対して拠出され、コロナ禍において急激に増加傾向にあるサイバー空間上での各種犯罪への対策及びサイバーテロ対策、さらにICTを活用したコロナ感染拡大対策のために役立てられます。

https://www.coe.int/en/web/programmes/-/japan-makes-a-voluntary-contributi-2
https://www.coe.int/en/web/cybercrime/-/octopus-project-addressing-covid-19-related-cybercrime-in-asia-with-financial-support-from-the-government-of-japan
 
 

令和2年度欧州評議会への財政支援 (2020/11/27)

   


 我が国は、欧州評議会サイバー犯罪条約第2追加議定書起草委員会(11月30日から12月3日)と、アジア・太平洋地域における多文化共生都市(インターカルチュラルシティ)についてのシンポジウム(2021年上四半期)を対象に合計45,000ユーロの財政支援を行いました。11月12日、赤松武欧州評議会常駐オブザーバー大使(在ストラスブール日本国総領事)と欧州評議会のバッタイニ=ドラゴーニ事務次長は、この財政支援の取決めに署名しました。両者は署名に際して声明を交換し、この中でバッタイニ=ドラゴーニ事務次長は、両分野における我が国の支援に、感謝の意を表明しました。
 なお、日本からサイバー犯罪条約に関する国際会議への財政支援は今回で9回目になります。

https://www.coe.int/en/web/programmes/-/japan-makes-a-voluntary-contributi-1
https://www.coe.int/en/web/cybercrime/-/japan-makes-a-voluntary-contribution-to-support-the-global-cybercrime-octopus-project