欧州機関と日本

ストラスブールには次の2つの欧州機関があり、日本国総領事館は、これらの機関に対する日本の窓口としての役割を果たしています。

1.欧州評議会(英語名:Council of Europe、仏語名:Conseil de l'Europe)

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欧州評議会(以下、CoE)は、1949年に設立され、欧州における人権、民主主義及び法の支配の確立を目指す機関です。現在、欧州の47ヵ国が加盟しているほか、5ヵ国(日、米、カナダ、メキシコ及びバチカン)がオブザーバー国となっています。
人権分野では、欧州人権条約に基づいて欧州人権裁判所が設置されているほか、最近ではジェンダー平等やテロ過激化対策などにも積極的に取り組んでいます。また、加盟国にとどまらず、北アフリカや中央アジアなどの近隣国の民主主義・人権の促進を実現するため、ベニス委員会を通じた憲法や選挙法などの法整備支援等が行われています。法の支配の分野では、国境を越える犯罪の増加に対処するために、サイバー犯罪条約をはじめとする各国間での協力を促進しています。
日本は、1996年よりオブザーバー国となり、当館総領事が大使の称号を有し、常駐オブザーバーとなっています。また、CoEサイバー犯罪条約の加盟国として、同条約が欧州域外の世界各国に普及するよう、CoEと協力しながら、人的支援及び財政支援を行っています。
このほか、日本は、受刑者移送条約税務行政執行共助条約及び改正議定書に加入しています。

【関連リンク・資料】
▷欧州評議会ウェブサイト [ 英語仏語 ]  ▷欧州評議会の概要(外務省ホームページへ)
 

2.欧州議会(英語名:European Parliament、仏語名:Parlement européen)

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欧州議会は、欧州連合(EU)の議会であり、EUの諸活動に対して民主的なコントロールを行うことを目的とした機関です。
ストラスブールでは、全議員から構成される本会議(年12回)等が行われています。なお、ほとんどの委員会や政党グループの会合等は、ベルギーのブリュッセルで開かれるほか、議会事務局の一部はルクセンブルクに置かれています。


【関連リンク・資料】
▷欧州議会ウェブサイト [ 英語仏語 ] 
▷欧州議会の概要(外務省ホームページへ) (※「欧州連合(EU)概況」の「主要機関」の項をご参照ください。)