令和4年度 活動報告

令和4年8月30日

令和4年度欧州評議会への任意拠出(2022年8月30日)


 8月30日(火)、欧州評議会に対する約28,000ユーロの拠出金の署名式が開催され、赤松総領事及びベルゲ欧州評議会事務次長が合意書に署名しました。本拠出金は、欧州評議会のAIに関する活動及びインターカルチュラルシティ(多文化共生都市)プログラムに用いられる予定です。
 日本は、欧州評議会のAIプロジェクトに対する知的協力に加え、継続的に資金的協力も行ってきました。CAI(AIに関する委員会)で世界初のAI条約交渉が日本も参加して開始されようとしている本年、このように新たな協力を行えることをとても嬉しく思います。
 また、今秋には、浜松市がアジア初のインターカルチュラルシティ加盟都市となって5周年を迎えます。この間、日本語教育の推進に関する法律が制定されるなど、多文化共生社会に向けた取組は大きく進展しました。日本は、多文化共生に関する国際的な取組を今後も支援していきます。

https://www.coe.int/en/web/programmes/-/japan-makes-a-voluntary-contributi-5
 

令和4年度欧州評議会への事業協力(2022年5月16日)


 我が国から欧州評議会に対する45,000ユーロの事業協力合意の署名式が開催され、赤松総領事及びベルゲ欧州評議会事務次長が合意書に署名しました。本協力金は、サイバー犯罪対策に関する会議及び対女性暴力防止に関する会議の開催に用いられる予定です。
 我が国は、欧州評議会に対する知的協力に加え、20年以上にわたり財政面での事業協力を行ってきました。対女性暴力防止への協力は2年連続、サイバー犯罪対策への協力は12回目、5年連続となります。
 欧州評議会と人権、民主主義及び法の支配の価値を共有する日本は、今まで様々な分野で欧州評議会との協力を進めており、5月12日には、署名開放日にサイバー犯罪条約第2追加議定書に署名しました。日本は、地球規模の課題に取り組む欧州評議会の活動に、今後も積極的に関与していきます。

https://www.coe.int/en/web/programmes/-/japan-makes-a-voluntary-contributi-4