アンジェリカ・ニュスベルガー氏に対する外務大臣表彰式(令和元年10月18日)

令和元年10月23日
 
 
    10月18日(金),アンゲリカ・ニュスベルガー(Angelika NUSSBERGER)氏に対する外務大臣表彰式が,総領事公邸において行われました。本件表彰は,同氏が欧州人権裁判所副長官及びケルン大学副学長として,日欧における相互理解の促進に尽力したことをもって授与されました。
 表彰式のスピーチで佐藤総領事は,欧州人権裁判所の世界における重要性を確認すると共に,同裁判所と日本の緊密な協力関係のためにニュスベルガー氏が果たしてきた役割を強調しました。また,日本・ヨーロッパ間の交流および国際人権法分野における日本人研究者に対する支援にも言及し,同氏の業績を称えました。これに対し,ニュスベルガー氏からは,日本の言語や芸術に対する自らの思い入れと,2月に日本で行われた討論会を皮切りに,2019年が自分にとって大変日本に由縁のある年だったと述べ,今回の表彰に対する感謝の意が示されました。
 表彰式はニュスベルガー氏のご家族や友人・同僚の出席の下,和やかな雰囲気の中で実施されました。