ダニエル・アレクサンドル元日仏大学会館館長に対する外務大臣表彰式(令和3年11月8日)
令和3年11月9日




11月8日(月)、ダニエル・アレクサンドル(Mme Danièle ALEXANDRE)元日仏大学会館館長に対する外務大臣表彰式が実施されました。本件表彰は、同氏が日本とフランスとの相互理解の促進に貢献したことをもって授与されました。
表彰式では赤松総領事から、1995年から元ロベール・シューマン大学国際関係担当副学長として、「プログラム8」や「ルノー財団プログラム」など日仏相互の学生交換プログラムの責任者を務め、2003年からは日仏大学会館館長として、両国の大学のコンソーシアムを形成する日仏共同博士課程、多数のセミナーの開催など様々な活動を通じて、日本の大学との交流の強化や日仏間の学生交流の促進に尽力し多大な貢献を行ったアレクサンドル氏の功績を称えました。今日、ストラスブール大学は日本の26大学と協力協定を締結し、同大学で日本語と日本文化を学習・研究する学生数が650人に上るといった、日仏学術交流の深化と素晴らしい成果を強調した上で、日仏大学会館が果たしてきた日・フランス間学術交流にとっての重要な役割と、その役割の基礎を築き上げたアレクサンドル氏の功績を称賛しました。それに対し、アレクサンドル元館長からは、自身の活動を支え、連携してきた当時の学長、副学長他全ての関係者の協力に対する深い感謝の意が述べられました。
表彰式は、総領事公邸において、元ストラスブール3大学学長、副学長、日本学術振興会ストラスブール連絡センター長、日ストラスブール親睦会会長他が出席する中、和やかな雰囲気の中で執り行われました。