ヘイトスピーチに関するシンポジウム(令和6年2月16日)
令和6年2月28日



2月16日(金)、在ストラスブール米国総領事館、ルネ・カサン財団及び国立公務学院(INSP)と共に、「ヘイトスピーチ」をテーマにシンポジウムを開催しました。
シンポジウムには、ヘイトスピーチに関する問題について話し合うため、日本、フランス、米国から6人の専門家が登壇者として集まり、ハイブリッド方式により、複数の各国大使らや人権裁判事らを含む多数の聴衆が議論に参加しました。
シンポジウムは、次のとおり2部構成で行われました。
第1部は、ヘイトスピーチの直面する課題を、歴史的経緯、政治的問題、新たなメディアの発達に伴う新しい問題等の観点から深く検討しました。第2部では、日仏米の各国の専門家が、各国におけるヘイトスピーチへの法的なアプローチを紹介し、比較法的観点から議論をしました。各セッションでは、基礎的な情報を提供するプレゼンテーションに続いて、モデレーター、登壇者及び聴衆の間で活発な議論が行われました。
日本は今後も、欧州評議会をはじめとした各機関と協力しながら、基本的人権の尊重などの重要な価値を広めていきたいと思います。
シンポジウム開催のお知らせ(2月8日投稿)
在ストラスブール日本国総領事館は、2月16日(金)午後(13:50-18:00)、ルネ・カサン財団、在ストラスブール米国総領事館及びINSP(Institut national du service public)と、ヘイトスピーチに関するシンポジウムを共催します。
シンポジウムでは、ヘイトスピーチに関する重要な課題について議論を深め、更に日米仏の比較を通じて、世界におけるヘイトスピーチの現状と課題を把握します。
日本からは、曽我部京都大学教授が登壇します。
このプログラムへの参加(対面/オンライン)を希望される方は、以下のリンクからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1kPTleTU9nYi0idUOi8vyM6z0k3qqsM0Wmv3mp9fcI_c/edit
- プログラム (PDF)
(1.5MB)