ストラスブール市の医療情報
通院
●病院の選び方
- フランスでは日本と異なり,緊急を要する時や開業医の紹介のある場合を除いて,最初から個人が直接総合病院に行くことは一般的ではありません。
- 体の具合が悪くなったら,早めに一般医(GENERALISTE)の診察を受けましょう。
- 専門医の予約はなかなか取れないので軽い症状であればまず一般医に行き,様子をみるのがよいでしょう(歯科、眼科、産科婦人科を除く)。
- 医師は,電話帳,知人,薬局等信頼できるところからの紹介を受け探すようにしましょう。
- なお、当地には日本語を解する医師はいません。
●受診
- まず,電話で予約を取ります。(予約なしの診察時間帯もあります。)。仏語に自信のない場合は予約時に医師に英語が通じるかどうか確かめるとよいでしょう。
- 通常、診察は1対1で看護婦はおらずプライベートが守られます。
- 医師はあなたに症状を尋ねますから,リラックスして答えましょう。その時あらかじめ症状を書いたメモを用意するとよいでしょう。もし常用している薬があれば必ず伝えます。
- 次に診察台に横になりますが,指示のない限り服を脱ぐ必要はありません。病院では診察料を,薬局では薬代をそれぞれ全額支払い後で保険先に自分で払い戻しを請求します。
- フランスの社会保険に加入できない場合、日本を出発する前に海外旅行保険の加入をお勧めします。
往診
- 土日祭日又は深夜に身体の調子が悪くなった際,ベッドから起きあがるのが難しい場合には「SOS Medecins」に電話しましょう。
- 症状,住所,名前,電話番号等を伝えると30分から1時間程で,救急医が来てくれます。症状などをフランス語で伝えることが困難な方は,隣人,知人等に助けを求めましょう。
- そのほか,かかりつけの一般医(GENERALISTE)へ連絡すると往診に応じてくれたり,または,音声ガイダンスによる当番医の連絡先が通知されている地域もあります。
- SOS Medecins ストラスブール TEL:03.88.75.75.75
- SOS Medecins ナンシー TEL:08.26.46.46.24
- SOS Medecins ブザンソン TEL:08.26.88.24.24
よくある質問
Q.ストラスブールで,新しい眼鏡(コンタクトレンズ)を作りたいのですが,どのようにすればよいですか?
A.フランスの一般家庭では蛍光灯をあまり使用しておらず,日本と比較し室内灯が暗いと感じる方がほとんどです。また,当地で生活を始めた後に,視力を落とされた方も多いと聞いております。当地で、新しい眼鏡(コンタクトレンズ)を作る方法は、次の通りです。日本と異なるのは,フランスでは,眼鏡の作成に当たり,医者の診断書が必要であり,診断書がない場合には,眼鏡店で新たな眼鏡を作ることができません。
- 最初に,近くの病院(眼科)に予約を取り,眼科を受診しましょう。
- 病院では担当医に新しい眼鏡(コンタクトレンズ)を作りたい旨告げ,視力等の検査を受けた上で,診断書を作成してもらいましょう。
- 担当医からの診断書を持参して,眼鏡店に行きましょう。
なお,コンタクトレンズについてはそのお店に在庫がない場合がほとんどです。注文をして、1週間程かかる場合もありますので、使い捨てコンタクトレンズを使用している方は余裕をもって行かれた方がいいでしょう。日本である程度まとめて購入するのも一案です。
病院
ストラスブール市内の病院 |
Hopitaux Universitaires de Strasbourg (Hopital de Civil) |
Hopitaux Universitaires de Strasbourg (Hopital de Hautepierre) 国立総合病院 |
日本語で対応できる病院(パリ) |
American Hospital of Paris パリ所在の私立総合病院 |
日本語の通じる医師 (パリ) |
在フランス日本国大使館のホームページをご覧下さい。 |